印刷技術のこだわり
印刷機器やインキを始めとする材料、コンピューターによる制御技術などの進歩により印刷物の量産性と製品安定性は飛躍的に高まりました。
後戻りする事の無い技術進歩は非常にすばらしいことです。
反面、日常業務においては機材や製品に対しての管理業務が重視され、職人的な仕事が機械オペレーションへと変化してきました。
技術者としての物作りの心を失わず、むしろ高度に進歩した技術を新たなツールと捉え、これからの製品作りに取り組みたいと思います。
可能性に挑戦し、心引かれる魅力的な製品を創ることこそ全ての方に喜んで頂ける最善の方法だと考えます。
- ホットプレス(箔押)
- 金銀などの一般的な箔押のみならず、メタリックから顔料箔、ホログラム、スクラッチ、パールなど、箔押しには様々な材料が存在します。物理的な機能性を持たせたものも含め、奥深い可能性を秘めています。
- エンボス(浮き出し)
- 用紙に合わせて、箔押しに合わせて、絵柄に合わせてデザインや使用場所を吟味すれば非常に効果的な表現が可能です。製品に立体的な魅力を与え、より質感を高める事が可能です。
- 抜き加工
- 様々な印刷絵柄や加工部分に合わせて併用すれば、より面白いデザインが可能です。 形を変える事で生まれる新たな魅力が存在します。 複雑な形状や、腐食刃を使用した更に精密な加工を得意としております。
- UVオフセット印刷
- UV光の照射によるインキの硬化を利用した印刷方法です。瞬間硬化という特徴を生かし、オフセット印刷の可能性を広げます。
- UVスクリーン印刷
- オフセット印刷に比べ圧倒的な塗膜の厚さが特徴です。 このため隠蔽性が高く、くっきり鮮やかな印刷が可能です。また、ニスを厚く盛り上げたり、ラメや蓄光、香料、スクラッチなど特殊なインキを印刷する事も可能です。
- レーザー加工
- 木型では抜けない細かな抜き加工についてはレーザーでカットします。木型を作らずレーザー光線を使用したカット方法なので非常に繊細な加工が可能な上、試作品の作製や少部数の生産にも向いています。